33歳で倒れてから、ずっと病院通いの私の生活 ~腎臓病と虐待と

33歳でめまいを発症し起き上がれなくなる。以後いくつもの病院を行脚し、現在はIgA腎症を治療中。

第十六回 年齢を重ね酷くなっていく月経と、病院通い生活の始まり⑩寿命が短いことをなんとなく察している

前回の続きです。


今年で通院生活が始まってから七年、来年は八年目です。

いつも大体、病院へは平日の午前中に行くのですが、患者さんはほぼお年寄り、発熱した子どもです。

三十代で平日に薬をもらいに来ている人って、世の中で本当に少ないんですよね。

仕事をしている人は土曜日に病院へ通っている人もいるでしょう。

そういう方の邪魔にならないように平日に通っているわけですが。

人は年老いてから血液検査の数値が悪くなり、あちこち身体にガタが来て病院に通い始めます。

だから病院はお年寄りの方が多いのですが、私は三十代からそれをやっているわけです。

なので必然的に寿命は短そうです。

五十代で身体の調子を崩す方が多いと思いますが、それより二十年も早く崩しているのです。

今年になって知った事実として、虐待を受けて育った人は、ストレスに抵抗する物質が虐待を受けていない人に比べて少なく、

炎症系の病気に罹りやすいと言うことです。

また、癌や心臓病、慢性疾患、精神疾患心身症を生涯にわたって発症しやすくなるそうです。

私は専門家では無いので、めっちゃざっくりとした感じでしか言えませんが、自分にほとんど当てはまるので、

「ショックだけど多分その通りだわー」と思いました。

色々な本を読んでいると、何らかの依存症になりやすい人や自傷癖のある人も大体、子どもの頃から虐待を受けているのですが、

やっぱりそれも自分に当てはまるところがあって納得していました。

私は「親にもらった身体を傷つけるなんて・・」的な価値観が一切無いので、自分がしたければ身体改造もしたい派です。

ピアスは耳が小さくて両耳に一つずつしか開けていないのですが、もっと耳が大きければ増やしていたでしょう。

ピアスを開けたとき、自分が少し変われた気がして嬉しかったです。

痛いのが苦手なので軟骨にピアスとかタトゥーは無理です。

それらも一見オシャレのためと思われがちですが、私は自傷行為の一種だと思っています。

やけ酒も自傷だし、奔放な性関係を結ぶのも自傷

この世には自傷行為と依存症があふれていると思います。


現在の私は相変わらず通院しながら生活していますが、腎臓の治療をしてからは以前よりも疲れにくく、まあまあな体調で毎日を過ごしています。

それでも毎日「死にたい」気持ちが続いていますし、ストレスも多いです。

大人って、生きるのが大変。

生活習慣に最大限気をつけていますし、出来ないことも多い。

外出は基本的に通院がメイン、他は近所に買い物に行くくらいですがそれすら億劫で外に出られないこともしょっちゅう。

外出するとカフェやレストランに行くのは普通のことですよね。

私は食物アレルギーが三十代で増えてしまい、何が入っているか書かれていない外食があまり出来ないです。

カフェも、コーヒー、紅茶、炭酸が飲めないので居場所がありません。

外国のように、ミネラルウォーターがあったら良いのに(しばらく外食していないので分かりませんが、今は置いてあるのかな?)。

外出しても、食事や休憩できるところが無い。

これは地味に困ります。一回の外出で、飲まず食わずで帰ってこられる範囲の予定しか立てられないんです。

そして通院生活中盤で始まってしまった、新型コロナの流行。

腎機能が低いので重症化する可能性があり、マスクを外す飲食店にはもう入れないかもしれないことが決定。

体調を崩して倒れた時点で、外食に対する興味は無くなっていたのですが、外出して疲れたときに休める場所が無いのは非常に困る。

新型コロナも、免疫はつかずに毎年流行るような、インフルエンザみたいになるような気がします。


このあたりで、『年齢を重ね酷くなっていく月経と、病院通い生活の始まり』シリーズはひとまず終わります。

今後は生活や健康に関するブログを引続き書いていきたいと思いますので、宜しくお願いいたします。