33歳で倒れてから、ずっと病院通いの私の生活 ~腎臓病と虐待と

33歳でめまいを発症し起き上がれなくなる。以後いくつもの病院を行脚し、現在はIgA腎症を治療中。

第十三回 年齢を重ね酷くなっていく月経と、病院通い生活の始まり⑦ミニピルを飲み始める

第十一回からの続きです。


婦人科で先生は「ミニピル」を提案してくれました。

この婦人科のホームページに「ミニピル」って書いてあったな・・何なのかはよく分からないけど。

私はピルと聞いて、昔低用量ピルが気持ち悪くて飲めなかったので、ひるみました。

でもこの年齢の女性(この時私は三十九歳でした)はミニピルで治療をするそうです。

ネットで調べたら、三十五歳くらいから処方されるようです(病院ごとに治療方針は異なるので、一律ではありません)。

新しい薬を飲むときは毎回、緊張します。

酷い副作用が出ることがよくあるからです。

ミニピルも人によりますが、飲んでみようと思いました。

この婦人科ではよく処方する薬で、先生自身も飲んでいらっしゃるそうです。

ある人はミニピルを飲んだ次の日から、トラブルと月経が一切無くなったそうです。

私の場合はどうだったかというと。

飲んで最初の三ヶ月は、普通にお腹も痛いし頭痛もある月経が来ました。

しかも月経が終わったら、その明後日には次の月経が来るという地獄のスケジュールです。

何よりナプキンをずっとしていないといけないのが非常にめんどくさかった。

でも月経が連続しているため、経血量は少なく、だんだんとお腹の痛みが楽になっていきました。

四ヶ月を過ぎると月経は月に一回になり、ミニピルを飲み始めて五ヶ月目にはミレーナを外してもらいました。

避妊に効果があるためそのまま使っていても良いらしいのですが、違和感があり痛みを感じていたので決めました。

ミレーナを外したためか、その後すぐに一度月経あり。

ミニピルを飲み始めて六ヶ月後、月経が無くなる。

八ヶ月後までは、排卵痛や腹痛も結構ある。

それ以降は、月に一度、排卵痛かな?と思う程度の軽い痛みがあるくらいになりました。

PMSの症状は全く無し。よって毎日元気でいられる。

長かったですね・・・よく頑張ったと自分を褒めたい。

このように、ミニピルを飲んだ後、どのくらいで効果が出るのかは本当に人それぞれです。

ものすごく個人差が出ます。

続けられたのは、やはり少しづつ症状が軽くなっていくのを実感できたからです。

あと、気持ち悪くなるなどの副作用が無かったことです。

ミニピルについてはネットでも様々な情報が出ていますが、試してみないと分からないことが多いな、と思います。

お悩みの方は、婦人科の主治医の方と相談してみて下さい。

すべての婦人科で処方されるわけでは無いようなので、病院のホームページで治療方針を確認してからのほうがオススメです。


次回へ続きます。

※第十三回のこの記事より第十四回の記事を先に掲載してしまいましたので、第十四回はいったん削除させていただきました。スターを下さった方、申し訳ございませんでした。