33歳で倒れてから、ずっと病院通いの私の生活 ~腎臓病と虐待と

33歳でめまいを発症し起き上がれなくなる。以後いくつもの病院を行脚し、現在はIgA腎症を治療中。

第二回 腎臓病と治療と、虐待と

前回、最初のブログを読んで下さった方、有り難うございました。

 

去年40歳の時、腎臓病と分かり、それからは検査や入院と忙しく過ごしている。病気の治療って、以外と忙しいんですよ。

20歳の頃にはすでに尿検査で潜血プラスが出ていて、再検査などもやったけれど問題無しとしてスルーされ、20年経った。
20歳の時点で検査したときにちょうど生理前だったり、若かったこともあり問題視されなかった。
医療がこの20年で進化し、今は血液検査の内容自体が進歩している(と思う)ので、もし腎臓が気になる方は腎臓内科を迷わず受診なさってください。

私がブログを始めたのは、そういった腎臓病を見過ごされる人が一人でも減りますように、という思いからなのだが、
ブログを書くために色々と調べているうちに、衝撃的な一文に出会った。
「虐待を受けて育った人は、平均寿命よりも寿命が短い」というものだ。
虐待という言葉、メッチャ思い当たる。さらに、「炎症やアレルギーなどの疾病に悩む人が多い」ということも知った。
まさに私のことじゃん・・・。マジかよ。

例えば食物アレルギーは、30歳くらいから出始めた。
今までは食べることが出来ていたものが、どんどん不調の原因になった。
アレルギー持ちの人を見て、ワガママだとか食べ物を粗末にしているとかの理由で忌み嫌う人が結構いる。
そんな人とは一生わかり合える気がしない。
そして私にとって、「そんな人」が家族なのだ。生まれ育った、最初の家族。