33歳で倒れてから、ずっと病院通いの私の生活 ~腎臓病と虐待と

33歳でめまいを発症し起き上がれなくなる。以後いくつもの病院を行脚し、現在はIgA腎症を治療中。

第七回 年齢を重ね酷くなっていく月経と、病院通い生活の始まり②~精神科と胃カメラ

前回の続きです。

 

めまいに焦点を当てて病院に行ってみたけれど、特に改善されませんでした。

そしてだんだんと、他の症状も出始めました。

夜寝るとき、横になると呼吸が苦しくなる。落ち込み。寝付きがすごく悪い。

二年前くらいからあった、時々やってくる吐き気。

夜に呼吸が苦しいという症状をネットで検索すると「精神的な症状の可能性がある」と分かり、早速、精神科のクリニックを予約しました。

精神科に行った方が良いという勘のようなものもありました。

毎日だるくて、すぐに横になれるように布団も敷きっぱなしで、一日を終えるのがやっとだったのに、良くなる可能性があるならと思うと、すぐに行動には移せました。

他に誰もやってくれないですからね。こういうときに馬力が急に出ます。

精神科の予約が取れ、めまいの薬と抗不安薬を処方してもらいました。

(私の場合は)すぐに薬が効き、夜に呼吸が苦しくなる症状は治まりました。

寝付きは良くは無いですが、以前よりはマシになったと思います。


まだめまいは少しありながらも、電車で数駅先の精神科に通えるようになりました。

ですが診察を待っているとき、目を瞑ると脳がフラフラする感じがして、まだ全然先が長そうだなと思いました。

実際にめまいが落ち着いたのはそれから三年くらい先のことです。

毎日ずっとめまいがあったわけでは無いですが、出かけて帰ってきたあとめまいがしたり、いつめまいが出るか分からないので、予定が立てられないし人との約束ができない。

買い物もままならない。

基本的に家に引きこもって、夫に図書館で予約した本を取りに行ってもらい、それをずっと読んでいる日々でした。

本が読めると言うことは、鬱の可能性は低いそうです。

女性は思春期から老齢まで、一生をかけて様々なめまい症状に悩まされる、という記事を見て軽く絶望しています。

なんて生きづらい身体なんだ。


精神科を受診してから三ヶ月。今度は胃の調子が更に悪くなってきました。

胃が重い、動いている気がしない、胸焼けがする、気持ちが悪い。

テレビの番組で食べ物特集を見ていたら吐き気がしてくるくらいで、もうこれは消化器内科に行って見てもらうしか無い、ということで今度は胃カメラの検査をしてもらうことになりました。

結果は逆流性食道炎でした。

原因はストレスですが、もちろん思い当たります。

胃酸を押さえる一番強い薬がやっと効きました。吐き気を押さえるために漢方も飲んで、どんどん薬が増えていきました。

次回に続きます。

ちなみに、お盆休みはどこにも出かけません(毎年恒例)。